大学評価研究会
大学評価研究会とは
大学評価研究会とは、国内外の高等教育関連の評価システム、評価活動情報を紹介するとともに、参加者相互での議論を進め、高等教育関連「評価文化」への理解を深めることを目指して、平成16年度から適宜開催している。
大学評価研究会で扱う内容は、授業評価、教員評価、内部質保証体制整備、認証評価制度、法人評価制度等、高等教育関連評価に関する全てであり、その研究対象も、金沢大学、国公私立大学、文部科学省中央教育審議会から、INQAAHE(International Network for Quality Assurance Agencies in Higher Education:高等教育の質保証機関の国際的ネットワーク)、APQN(Asia-Pacific Quality Network:アジア太平洋質保証ネットワーク)等の国際機関、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア諸国まで多岐にわたっている。
最新の大学評価研究会
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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12 |
平成21年6月30日(火) 15:30~17:00 角間キャンパス 総合教育1号館 2階 会議室 主催 金沢大学 大学教育開発・支援センター |
「昨今の高等教育政策の動向とSD機能強化の方向性」
発表者: 早田 幸政氏 (大阪大学 大学教育実践センター教授) 中教審「学士課程教育の構築に向けて(答申)」を受けて、大学改革は、新たな段階に突入しようとしている。大学教育の質保証の仕組みは、設置認可行政と認証評価との連結を図るという視点から、抜本的な改変が模索されている。大学教育の基本を「学位プログラム」中心の考え方に転換するという観点から、学部制度や教員組織の在り方に対してもドラスティックな見直しの兆候がうかがえる。こうした大学を取り巻く制度・環境の大きな変化が予兆される中、大学職員への期待も高まりつつあり、この問題に対し、上記答申も、注目すべき提言を行った。本報告では、将来に亘る大学マネジメントの重要性が説かれる昨今の状況を認識の基礎に、SD機能強化の方向性についても言及したい。 |
高等教育関係者だけではなく、大学教育について関心をお持ちの一般市民の方も ご自由にご参加ください。なお、報告および質疑応答については、ビデオ収録し、 今後の当センターの事業に活用させていただきます。
2009年度
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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12 | 平成21年6月30日(火) 15:30~17:00 角間キャンパス 総合教育1号館 2階 会議室 主催 金沢大学 大学教育開発・支援センター 企画者 堀井祐介(大学教育開発・支援センター 評価システム研究部門教授) |
「昨今の高等教育政策の動向とSD機能強化の方向性」
発表者: 早田 幸政氏(大阪大学 大学教育実践センター教授) 中教審「学士課程教育の構築に向けて(答申)」を受けて、大学改革は、新たな段階に突入しようとしている。大学教育の質保証の仕組みは、設置認可行政と認証評価との連結を図るという視点から、抜本的な改変が模索されている。大学教育の基本を「学位プログラム」中心の考え方に転換するという観点から、学部制度や教員組織の在り方に対してもドラスティックな見直しの兆候がうかがえる。こうした大学を取り巻く制度・環境の大きな変化が予兆される中、大学職員への期待も高まりつつあり、この問題に対し、上記答申も、注目すべき提言を行った。本報告では、将来に亘る大学マネジメントの重要性が説かれる昨今の状況を認識の基礎に、SD機能強化の方向性についても言及したい。 |
2008年度
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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11 |
平成20年11月4日(火) 10:00~12:00 (開催時間にご注意下さい) 角間キャンパス総合教育1号館 2階大会議室 |
「法人化後の国立大学と大学評価」
発表者: 早田 幸政氏 (大阪大学 大学教育実践センター教授) 国内外を取り巻く社会経済情勢が一層不安定化し、国の「行財政改革」が熾烈さを増しつつある中、我が国大学改革、とりわけ国立大学をターゲットとした「改革」の行方は、先行きの見えない不透明な状況に陥りつつある。こうした状況の下、各国立大学は、次期中期目標・中期計画の策定に向け、その準備作業に忙殺されている。 |
10 |
平成20年6月19日(木) 16:30~18:00 角間キャンパス総合教育1号館 2階大会議室 |
「デンマークの評価システムについて」
発表者: 堀井祐介 (大学教育開発・支援センター) 科学研究費補助金(基盤研究(C)、課題番号19601005、研究課題名「北欧における大学運営、大学評価への学生参画システム検証」)による研究活動の一環として、保育施設から高等教育機関までを対象に評価活動を行っているDanmarks Evalueringsinstitut (EVA)について紹介させていただく。 |
2007年度
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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9 |
平成20年3月21日(金) 10:00~11:30 総合教育棟南棟2階 大会議室 |
「大学評価の過去・現在・未来、そして大教センターの今後」
発表者: 早田 幸政 (大学教育開発・支援センター) 大学、とりわけ国立大学を取り巻く環境が厳しさ を増しつつある。こうした中で、大学評価がます ます重要となってきている。にもかかわらず、大学評価がどの方向に向かうのか未だに不透明な状況にある。大学に確かな教育力が求められていく中で、大教センターの役割も重要性を増しつつあ る。今回の研究会は、こうした点を中心に報告が行われる。なお、今回の報告者の早田は、他大学に異動のため、 本学教員としての研究会報告は、今回が最後になる。 |
2006年度
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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8 | 平成19年2月23日(金) 16:30~18:00 角間キャンパス総合教育1号館 2階大会議室 |
大学基準協会の大学評価における学生支援
発表者: 前田早苗 (大学基準協会 大学評価・研究部部長) |
7 | 平成19年2月19日(月)
13:00~14:30 |
日本高等教育評価機構における認証評価と学生支援の位置づけについて
発表者: 伊藤敏弘 (日本高等教育評価機構 評価事業部長) |
6 | 平成19年2月14日(水) 14:30~16:00 角間キャンパス総合教育1号館 2階大会議室 |
大学評価・学位授与機構が実施する認証評価について
発表者: 齊藤貴浩 (大学評価・学位授与機構 評価研究部 助教授) |
2005年度
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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5 | 平成17年 10月27日(木) 16:20~17:50 総合教育棟南棟2階 大会議室 |
『大学改革』の今日的動向とその質保証問題 ― とりわけ大学院改革に照準を当てて ―
発表者: 早田 幸政 (大学教育開発・支援センター) |
4 | 平成17年 7月28日(木) 16:20~17:50 総合教育棟南棟2階 大会議室 |
認証評価制度の現状と課題
発表者: 早田 幸政 (大学教育開発・支援センター) |
2004年度
回 | 日付・場所 | タイトル・内容 |
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3 |
平成17年2月15日(火) |
オーストラリアの大学評価システム
発表者: Dorte Kristoffersen 今回、来日中のDr. Kristoffersen氏を講師に迎え、オーストラリアにおける大学評価と大学の質保証について,御講演いただくこととしました。貴重な機会であり、特に各部局において評価を担当されておられる教職員の方々の参加を希望します。今回、講師をお願いするDr. Kristoffersen氏は、現在は、オーストラリア大学質保証機構の評価部長で、同時にINQAAHE(高等教育評価機関の国際的ネットワーク)においては、大学評価・学位授与機構の木村孟機構長などと並び理事会のメンバーでもあります。また、2004年まではデンマークの高等教育評価機関で研究を進められて来ておられるため、広く欧州、オーストラリア、その他諸外国の高等教育事情にも精通しておられます。(なお、講演には通訳がつきます。) |
2 |
平成16年12月27日(月) 13:00~15:30 総合教育棟南棟2階 大会議室 |
大学認証評価システムの日米比較
発表者: Chancellor Emeritus David J. Werner (南イリノイ大学名誉学長) 周知のように、アメリカにおける大学の認証評価システムは、日本の大学認証評価のあり方に大きな影響を与えてきました。今回、来日中のDr.Wernerを講師に迎え、アメリカの大学認証評価の実務における豊富な経験をもとづき、認証評価が大学の質保証のみならず、教育改善に優れた効果をもたらすことについて、ご講演いただくこととしました。貴重な機会であり、特に各部局において評価を担当されておられる教職員の方々の参加を希望します。(なお、講演には通訳がつきます。) |
1 |
平成16年 11月29日(月) 14:00~16:10 総合教育棟南棟2階 大会議室 |
平成16年度からの大学評価 発表者: 川口 昭彦 (大学評価・学位授与機構評価研究部長・教授) |